美白コスメでかぶれる原因

デパートの化粧品売り場に行けば、どちらをみても美白コスメが並んでいます。しかし、使用している人が多いぶん美白コスメによる肌トラブルは比較的多いものです。特に肌が敏感な人では、美白コスメを使ったあとに赤みやかゆみが出るなどの「化粧品かぶれ」が見られることが時々あります。

美白コスメだけでなく、アンチエイジングであるシミやシワを防ぐ化粧品全般、他のスキンケア用品に比べるとトラブルになる率は若干高いようです。

その理由は、アンチエイジングは肌の自然の摂理に逆らうものだからです。紫外線が当たってシミができる、加齢によってシワができる、そういう自然の流れに逆らって肌を変えようとすることは、肌に負担がかかものです。

例えば、美白コスメは、メラニンを作り出す酵素を邪魔します。肌の中で自然に働いている酵素を阻害するわけですから、負担になるのは当然です。シワ予防コスメは、老化してコラーゲンを作る力が衰えた線維芽細胞に無理やりコラーゲンを作らせようとするのですから、肌にとっては迷惑な話です。これに対しアンチエイジング以外の通常のスキンケア、つまり洗顔や保湿美容液などは肌の働きをサポートするものなので、正しく行えば負担にならざず、むしろ肌を健康に保つことができるのです。

このようにアンチエイジングはスキンケアの中では特殊な位置づけにあり、ある意味無理なことをしようとしているのだという認識は、頭に置いておきましょう。

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正しい日焼け止めの使い方

日焼け止めクリームを使う場合、まず使う量がポイントです。具体的には、顔全体につけるとして、乳液タィプなら500円玉大、クリームタイプなら大きめの真珠粒二つ分くらいが一回分です。

十分な量を手に取ったら、顔全体に伸ばしていきますが、意外にムラになりやすいものです。特に眉間、生え際に塗り残す人が多いようなので注意しましょう。また、日焼け止めのべたつき感を嫌ってすりこんでいるうちに、無意識に手でこすりとってしまう人も多いようですので気をつけましょう。

手に取った日焼け止めは、均等に顔全体にのせていかないといけません。額、ほほ、あごと数箇所にのせたら指でトントンと伸ばしていきましょう。指の第二関節くらいまでを使い、広げながらのせていくような感覚です。手のひらでこすったらとれてしまうので、手のひらは使いません。

左官屋さんが、壁の下地などを塗っているのと同じように、「塗る」というよりは均一の厚さに「のせる」作業です。

日焼け止めの塗り方がムラになっていても、気づいていない人が多いのです。日焼け止めを塗ったあとに、塗られた部分と塗られていない部分を特殊カメラで映し出す実験をだと、みけん、まぶた、生え際を塗り残す人が多く、また頬骨の高い部分は手でこすってとってしまうためにきちんと塗れていない人が多いようです。その人その人の癖があり、常に同じところを塗り残してしまう傾向があります。そのような塗りむらを避けるためには、前述のように手のひらを使わず指だけでのせていくことが必要になります。

顔全体にのせ終わったら終了。レジャー用の日焼け止めクリームでも、メイク下地専用の日焼け止めでもBBクリームでも何でも、SPF表示のあるものはすべて、このように塗らないと数値通りの効果はでません。

さらに、これで安心してはいけません。日焼け止めの多くは時間が経つと効果が下がるので、塗り直しが必要です。汗や水で崩れることもありますが、そうでなくても紫外線吸収剤は、紫外線を吸収すると同時に効果が下がっていくことが多いのです。

よって、ずっと屋外にいる場合は2時間おきの塗り直しが必要。室内で働いている人の場合でも、昼間に外出るならばその前に塗り直しが必要です。塗り直しの際も当然、同じ量を使います。このようにしてきっちり使うと、顔用の30gくらいの日焼け止めだと二週間程度で使い切る計算になります。

しかし実際には、1本で一ケ月以上もつという方は、規定の量をきちんと使えていないのです。

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スチーム美顔器

ここ最近では、スチームを発生する美顔器が大人気で、携帯用のものまで出ているようです。いつも潤った肌でいたいという女性たちの熱意の表れと思われますが、スチームでうるおすことには限界があります。

スチームで肌に潤いを与えても、それはもちるん自由水で肌の中に居座ることはできません。。保湿成分が肌に足りていなければ、水を与えてももちろん分単位で蒸発してしまいます。粒子の細かいナノスチームであったとしても、自由水であることにかわりはありません。

スチームはのどにはよいので、風邪予防には有効ですが、肌の乾燥対策にはセラミドなどの保湿美容液のほうがよいでしょう。

もうひとつおすすめの美顔器に、イオン導入器があります。ビタミンCの化粧水などをつけた美顔器を顔にあて、微弱電流を流して肌に浸透させるもので、ただつけるだけよりも20倍も浸透するといわれます。

ビタミンCというと美白効果があるというイメージが強いですが、美白だけでなく毛穴の開きやシワにも有効。根気よく続けることで、さまざまな老化を遅らせる効果が期待できます。これを週に一回、5分程度行うとよいでしょう。

イオン導入器を選ぶときは、扱いのシンプルなものがべストです。張り切って美顔器を買ったけど面倒で続かないという人が多いようです。ハンデイサイズのもの、コードレスのものなども出ていますので、使いやすいものを探しましょう。細かい性能を気にする前に、続けることが前提です。また、導入するビタミンCは、他メーカーのビタミンC化粧水でも使えるタィプがよいでしょう。機種によっては専用のジェルなどを購入しないといけないものもありますが、何でも使えたほうが当然便利です。

また、ピタミンC以外にコラーゲンなどを導入するという謳い文句でさまざまな導入器が売られていますが、コラーゲンなどの分子の大きいものは導入できません。肌のために導入するのは、ビタミンCだけと考もえましょう。

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化粧品をつける時のコツ

化粧品はすべて手を使って、肌にのせるようにつければよいのです。顔の皮膚は真皮まであわせても厚さ2ミリほどしかありません。とても薄くて弱いので、決してすりこんだり叩きこんだりしてはいけないのです。

以下につけ方の手順を示します。化粧水でも美容液でも基本はすべて同じです。なお、化粧品の大半はUゾーンをメインにつけていきますので、まずはUゾーンからつけ、残った分をTゾーンにも少し広げるという手順で行うとよいでしょう。

まず手のひらに適量を取り、手をすりあわせて軽く広げます。そのまま両手でほほを包み込むように軽くおさえます。さらに中指と薬指の二本を使って、目元や口元の細かいとこるにつけていきます。スポンジケーキにクリームをぬるときのように、やさしく下のケーキをこわさないようにのせていってください。化粧品が肌にのっている感じでよいので、肌の上で手をやさしくすべらせていきます。最後に残った分を額に軽くのばしたら終了です。

すりこんだり叩きこんだりしていないので、つけたものが肌にぺタッとのっていて、違和感がある人も多いでしょうが、これでいいのです。化粧水と美容液など、二点、三点つける場合は、このぺタぺタの状態のままさらに上からのせていきます。全部のせ終わったら、触らずそのままおいておきます。

髪の毛がはりつくほどべタベタになることもありますが、時間がたてば浸透するものは浸透し、蒸発するものは蒸発し、肌表面にとどまるものはとどまります。また自分の皮脂も出てきてつけたものと交じり合い、15分もたてば潤いのベールか完成します。

夜はこのまま寝てしまえばよいですし、朝はこの上からメイクをします。しっかり潤いべールを作ってからメイクすれば、時間がたってもエアコンに当たっても、乾燥することはないはすです。

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正しいクレンジング

肌にやさしいクレンジングを選んでも、使い方が悪ければ意味がありません。化粧品、特にクレンジングや洗顔などの洗浄するものは、「選び方半分、使い方半分」と心得ましよう。つまり、正しく選んだだけでは完結していないのです。

クレンジングはまず、たっぷり使うことがポイントです。量が少ないと肌を摩擦していためます。クレンジング料を手のひらに500円玉大くらい出し、Tゾーンから伸ばしていきます。Uゾーンに手早く広げ、目元・口元にも薬指でやさしくなじませたらぬるま湯(38~40度くらい)で濯ぎます。すすぎまでの時間は40秒以内を目標にするとベストです。

肌に触れている時間が長いとそれに比例して肌はいたみます。すすぐときもコツがあります。手のひらにすくった湯に顔をつける感覚で、決してこすつてはいけません。お風呂場でクレンジングするときは、シャワーを顔にかけるのでもよいでしょう。手でこすると肌がいたむので、なるべくさわらないほうがよいのです。

クレンジングをすすいだときに多少ヌルッとした感覚が残っていても、気にせずそのまま洗顔へ進みます。クレンジングでメイクを完全に落としきろうとする人がいますが、それだと洗いすぎになります。クレンジングと石鹸洗顔とのW洗顔が基本ですから、クレンジングの段階ではメイクは6割程度落ちていればよいのです。

またクレンジングのとき、毛穴の汚れも落としきろうと思ってクルクルとこする人がいますが、こすることは肌の黒ずみや赤ら顔の原因になります。特にほほ骨のあたりを摩擦すると、長年の間に黒ずんだり血管が浮いて赤ら顔になったりします。クレンジングはあくまでもメイクを落とすもの。毛穴の手入れをするものではないと心得ましょう。

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水を飲むのと保湿は別

昔スポーツドリンクのCMにもありましたが、人間の体の3分の2は、水でできています。生きた細胞はひとつひとつ、3分の2(65%)くらいの水を含んでいます。角層は死んだ角質細胞でできていますが、そのすぐ下は生きた表皮細胞で、約65%の水を含んでいるのです。当然そこから水は染み出してきます。

水ようかんも約60%の水を含んでいますが、それを和紙にでも包んでおけばじわじわと羊羹から水が染み出してきます。角層に水が染み出すのと似た現象です。染み出した水を角質細胞の間にあるセラミドがつなぎとめて、蒸発しないようにキープします。これが肌の水分になります。

体重50キログラムの人ならばその3分の2すなわち約33キログラムの水を体内にもっていることになります。水源がなくなることを心配してせっせと水を飲む人がいますが、それは杞憂というものです。厚さ20ミクロンの角層をうるおす水源としては、体内の水は十分な量です。

冬の乾いた室内では、肌が乾燥するから水を飲むとよいとよく言いますが、それは医学的にはナンセンスです。体内の水がなくなることがあるかといえば、それはいわゆる脱水になったときです。体重の4%以上の水分が失われると意識が低下して、放置すると命の危険にさらされます。

そういうときはもちろん肌も乾燥しますが、肌どころではなく救急車を呼ばなくてはなりません。人が脱水になってしまうのは、激しい発熱や下痢、嘔吐、炎天下の労働をしたときなどです。病気で飲食ができないときや、仕事やスボーツの最中で水分摂取が制限されているときなどは脱水になる危険があるのです。

脱水は医学的にみると非常に危険な状態で、健康な人だと日常的に起こるようなことではありません。もちろん暖房がきいた部屋に長時間いたくらいで脱水にはなりません。よって、体内の水が不足して肌が乾燥するなどという心配は無用です。肌のうるおいのために必要なのは水を飲むことでも化粧水をたっぷりつけることでもなく、セラミドをおぎなって水分の蒸発を防ぐことです。

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